世の中はクソである。

世の中はクソである。

居場所がほしい

偏見をもて。独特であれ。人は偏見があるから面白い。

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abemaTVで田原総一郎司会のニッポンのジレンマ的な番組を見ていた。

ホリエモンとかお坊さんとかウーマンラッシュアワーの村本らがでており、日本のこれからについて語り合っていた。

 

その際の田原総一郎の司会が乱暴で、毎回毎回「もっとこの人の話聞きたい」と思ったところで、違う人に話を振りやがる。

なんだこのおっさんは. .

と内心イラついていた。

ただこの時、田原総一郎は一つだけいい言葉を残した。

「人は偏見があるから面白い。」

 

おお、おっさん興味深いこと言うじゃん。

これでプラマイゼロや。多めにみて。

僕はそんなことを思いながらabema TVをみていた。

 

人は偏見があるから面白い。

確かにそうだ。

同じ物事でも、それぞれ自分独自の見方があるから面白い。

自分にはなかった見方を発見できたり、考えさせられたりもする。

もちろんそれが他人事でなくなれば、わかりあえないことにイラつきもする。

しかし、色んな見方があり独特な偏見があり個性がいきいきと開く様は非常に面白いと思う。

 

以前なるほどなと思ったTwitterのCopy writingさんのツイートを引用させてもらいます。

 花は美しいというと「美しくない花もある」という人が出てくる。そのクレームを想定し「美しい花もあるが美しくない花もある」と書く。それはもはや言う必要のない文となる。全ての人が納得する文では表現にならない。勇気が必要なんだ by 鈴木光司

つまり自分の視点がない、偏見がない、当たり障りのない表現というのは、あってもなくてもいい表現であり全く面白くないのだ。

そしてそれは文章を書く人や歌を唄う人などの、いわゆる表現者たちだけにあてはまることではない。

我々みんな生きているだけで表現者なのだから。

 

続いてミスチルの櫻井さんはinnocent worldで鼻をひくひくさせながらこんな歌を唄っていました。

様々な角度から物事を見ていたら自分を見失っていた。

自分の考えよりも他人の考えや会社の考え社会の考えを優先し、空気を読んで生きていると気づけば自分が空気のような、いるのかいないのかわからない存在になってしまう。

そう、人は偏見があるから面白いのだ。