日本人ですらよく知らない日本の文化を外国人にぐいぐいとアピールするその胡散臭さよ。
ディスイズジャパニーズカルチャー!!
yeah~!! アーハン~↗↗
と日本の伝統チックなお土産を外国人にドヤ顔で説明する店員さんを見かけた。
ある時は、テレビで日本の忍者や風呂敷が外国人に大人気だというテレビをやっていた。
日本の伝統文化は外国人に大人気だ。
そして日本の文化はやっぱり素晴らしいと誇らしげに言う人がいる。
やっぱり日本すげぇ!!とメディアも日本人もイケイケドンドンである。
こういうの見ると僕はいつも思う。
『いや、お前らそんな日本の伝統文化とかしらんやん!普段から馴染みもないやん!』
『忍者忍者ゆうて、そんなに忍者に興味ないやん!深く忍者について知ってる奴おらんやん!せいぜいNARUTOぐらいやん!』
『いや、風呂敷とか使ってる奴見たことないやん!ガチで使ってる奴いたらむしろ変な目で見るやん!』
と、やんやんやんやん!言いたくなる。
いやだっておかしいでしょ。
自分が普段興味なくて使ったこともない商品を、これが『我が誇りだ』と言わんばかりにドヤ顔で売るセールスマンなんていますか?いたら胡散臭さすぎるでしょ。
外国人はそれを知らないからありがたがっているけど。
ワーオ!!ジャパンは神の国!最高だ~!!
とか言ってありがたがっているけど。
そんな我々も大して馴染みのない文化をこれが日本ですと平然と売りつけ、自国に持ち帰った外国人はそれを日本だと広める。それを外国人向けの日本だということも知らずに。
まぁそういうものでしょ。と言われればそういうものなのかもしれない。
そこを割りきって商売している人はまだマシかもしれないが、なんの躊躇もなくそれをしている人は違和感を感じないのだろうか。
なんというかとても胡散臭さく、とても茶番である気がしてならない。