食材の王様「肉」が唯一主役になれない料理は○○
キング『ミート』
肉は食材の王様だ。
肉だけで食っても既に料理の完成形。
どんな料理に入れても圧倒的な存在感。
肉の旨味がその料理全体の味を底上げする。
子どもからジジババまであらゆる世代からの人気者。
牛、豚、鶏と料理によって使い分けの出来る柔軟性。
煮てもよし、焼いてもよし、蒸してもよし、まさに走攻守揃った食材界のイチロー。
どの料理に属しても大体ヒエラルキーの上部に存在する。
ところが!!!!!!
唯一主役になれないどころか、3番手4番手のポジションになってしまう料理がある。
その料理は
ピザ
ピッツァ
ピザにおいては決して肉は主役にはなれない。
サラミやチキン、悪くない。悪くないんだが、普通にコーン、チーズ、ポテト、ツナなどの普段どちらかというと地味で脇役なメンツ、7番レフトぐらいの選手が4番ピッチャーに抜擢され大活躍する。
ピザは脇役が大活躍し、絶対王者の肉がスランプに陥る料理だ。
いやそんなことない!お前の舌狂ってるんじゃない?という意見もあるだろう。
しかし、そんなことある。おれの舌は狂ってない。だまれ小僧。
よく舌を澄ませて食べてみろ。いつもの4番バッター「肉」の豪快なスイングができてない。
不味くはないが、肉が活きていない。あの肉が。
肉は唯一ピザでは活きない。
そう、言いたかったのはそれだけだ。