世の中はクソである。

世の中はクソである。

居場所がほしい

元イジメられっ子が考えるいじめの原因と対策!!

f:id:ideo-map:20170313005855p:plain

テレビでイジメを原因に自殺する子どものニュースをよく目にします。

親の心境や自殺した子どもの本来生きることのできた未来を考えると、とてもいたたまれない気持ちになります。

僕も小学生の頃イジメにあっていました。

1日で1番キライな瞬間は朝でした。

朝起きた瞬間から現実がはじまるからです。

今日も耐え忍び、戦わなければならないと。

親にばれるのが恥ずかしく、不登校になることさえできませんでした。

なのでテレビで自殺の報道を見るたび、他人事とは思えないのです。

テレビでは『イジメやめましょう』『あってはならないことです』とコメンテーターは毎度のこと言いますが、果たしてイジメは年々減少しているのでしょうか?

イジメ問題で得た教訓を活かせているのでしょうか?

僕はイジメられた経験がある者として、そもそも世の中の『イジメ問題への取り組み方』が間違っていると思います。

イジメの本質をきちんととらえきれていないため、イジメ対策のピントがズレていると思います。

なので本質的にイジメがなぜ起こるのか?その理由と対策を考えます。

イジメが起こる理由

理由①攻撃回避型

まず、イジメというのは動物の世界にも存在します。

以前何かの記事で読んだことがあるのですが、イワシの群れは群れの中で一番弱い(弱っている)イワシを攻撃してイジメるそうです。

その理由は敵に襲われた際、自分がターゲットにならないように弱い個体をさらに弱らせ、いざという時に盾(生け贄)にするためらしいです。

人間の世界でも同じようなことがあります。

力のある者からのイジメやいじりの標的に自分がならないよう、自分よりいじられやすい人や弱い人をいじり、自分への攻撃の矛先を変えることはおそらく誰しもが経験あることではないでしょうか。

このタイプのイジメは主犯格ではなく2列目3列目、観客からのイジメが主となります。

イジメないと自分がイジメの標的になってしまうので、本心ではないのに無視をしたりいじったりしてしまいます。

理由②権力誇示・威嚇型

集団において、人は力を誇示したがります。

理由はヒエラルキーの中で優位に立つためであり、また時に自分が攻撃されないための威嚇でもあります。

自分の力を誇示するために、手頃な弱者をみせしめとしてイジメます。

イジメることによって集団に自分の強さ(力)をアピールし、「こいつには逆らわないほうがいい」「こいつはちょっとヤバいな」と思わせるのです。

この権力誇示・威嚇型のイジメは、加害者が被害者をイジメる直接的な理由はありません。

あくまでも集団への「見せしめ行為」であり、観客がいないとイジメる意味がありません。

なので加害者と被害者が2人きりになるとイジメは起こらず、むしろ今までがまるで嘘だったかのようにイジメる側が優しくなったりします。

理由③快楽型

ストレス発散や快楽のためにイジメるタイプです。

家庭に問題があったり担任の先生が理不尽だったり等のストレスが原因でイライラしています。

とにかく荒れているので気に食わない奴、鼻につく奴がいればイジメます。

快楽型イジメのタイプの中では一番ヘビーなタイプです。

イジメが起こる理由まとめ

上記の理由からわかるようにイジメが起こる理由とは、集団で生きる動物が生き残るための生存戦略であり、『本能』だと思います。

ある意味卑劣な生存前略で命を繋いできた存在が今の我々なのです。

猿の時代、もっと昔からかも知れませんが、群れで生活するようになり、他人をイジメることでヒエラルキーの中で優位な状況をつくり、生き残ってきた祖先の遺伝子が我々の本能に宿っています。

『イジメ行為は生き残るため、より多くの遺伝子を残すために必要なこと』として本能にプログラムされているのです。

イジメ対策について

『イジメ=本能』、だとすれば、『イジメやめよう』は少し無理があるのではないでしょうか?

イジメが本能レベルでプログラミングされているのであれば、いくら「やめよう」と言っても必ず起こります。

いくらやめようやめようと言ってもイジメが起こることは常に前提としてあると思います。

そしてイジメというのは思うよりもかなり複雑で、根深い問題です。

一度イジメられた人間はその集団の中でなかなか元の立場に戻ることはできません。

小学生ぐらいであれば、親や先生が無理やりイジメをやめさせることは可能かもしれませんが、正直ほとんどの場合、先生や校長に相談したところでうまく解決できる問題だとは思いません。

そもそもイジメられた人にしかイジメ本当の苦しみはわかりませんし、先生方は自分達のことしか考えておらず、どこまでいっても他人事です。

また、下手をするとイジメを加速させてしまう場合もあります。

つまり起こってしまったイジメを解決することは、運にもよりますが相手が人間である以上100%解決できる方法はなく、とても難しいということが言えると思います。

また、中にはイジメられる側が『自分を変える』ことによる解決方法もあるとは思います。
例えば、大きな声でしゃべり堂々とした態度をとるとか、嫌なことはきっぱり断るとか、キレてみるとか。

しかしながら、そもそも気が弱くそれができないからイジメられているのです。

あまり現実的だとは思えません。

また、これはマクロ的な考え方になりますがイジメられていた子がイジメられなくなったとしても、おそらくターゲットが変わるだけで世の中のイジメの定数は変わらないと思います。

僕の考えるイジメの解決策-イジメある所に集団あり-

僕が思うイジメが起こる根本的原因は『閉鎖的集団』にあると思います。

閉鎖的集団はイジメの発生する土壌になります。

なぜならば『イジメが起こる理由』からわかるように、イジメ行為は閉ざされた集団内、『閉鎖社会』でないとイジメる側としてもそもそもイジメる意味がないからです。

そして小学生中学生高校生のイジメが多いのは、大学生社会人と比べ集団の閉鎖度が高く、イジメられても逃げ場がないからしょう。

子どもの世界はとても閉ざされています。

小中高校生、特に小中学生なんて自分の世界は『家』と『学校』の2つしかありません。

学校でイジメられるということは、その間毎日のほとんどを苦しい思いをして生きることになります。

イジメ問題の根本的な解決策として僕の提案は、

①学校以外の居場所(逃げ場)をつくる

②学校なんて行きたくなければ行かなくてもいいというスタンスをとる

根本的な解決策はこの2つだと思います。

残念ながらイジメはそんなに簡単な問題ではありません。

最終的には学校をやめるという覚悟で、ダメもとでイジメ対策に取り組むのはありだと思います。

うまくいかなければやめればいいんです。

そもそもイジメられたり、嫌な思いをしてまで学校なんて行くほどの所でしょうか。

学校なんて別に行きたければ行けばいいし、行きたくなければいかなくてもいいというスタンスを日ごろから親がとっていればきっと子どもは少し楽になると思います。

ちなみに子どもは自分がイジメられていることを親に隠しますから、イジメ対策うんぬん最後まで気づかない場合もあるかもしれないんですよ?

それを考えるとやはり子どもには事前に『学校なんて大したところではない、行きたくなきゃ行かなくてもいい』と言い聞かせておくことが、子どもの精神的な逃げ道をつくってあげるという意味で大切なことだと思います。

そして結局最後は何がなんでも守ってみせるという親の愛と覚悟だと思います。

広告を非表示にする