親を切れ。自分の人生を生きろ。
自分の生きたい道を生きようとすると、必ず避けて通れないのは『親』である。
親は子どもが心配であるがゆえ、子どもに色々と保険をかけたがり、何かやりたいことがあっても大体の場合反対される。
大体反対されるのは個人の問題だろうと思われるかもしれないが、結局のところ親と子というのは親として、子としての立場が異なる上、世代環境も違うのでわかりあえないものだと僕は結論づけている。
なので、自分のやりたいことが将来の安定や社会的価値観とかけ離れるほど親の反論を食らう。
それも両親共に反論を食らう場合は大変である。そもそも2対1と数的不利だからだ。
さらにこちらは親の言うことが理解できても、親が自分の言うことを理解できない場合が多い。そうなってくると言語で納得させることはもう無理なのだ。
アラサーの僕は今だからこそこうした親との議論に対し諦めという理解をしているため上手くかわしているが、20代そこそこの青年期は何かと進路のことで揉めた。
揉めて大変なくせに、こうした議論からは逃げたくない性分の僕は2対1の不利的戦況のなかで毎回ぼこぼこにやられた。
やはりいつだってわかりあえないのだ。なぜなら親の言うことを聞くというのは、極端に言うと『公務員になって30歳までに結婚し子どもをつくる』という古い価値観をなぞって生きることと同じだからだ。
全然面白くない。そんなの無理無理。
と個人的には思う。
しかしながら、意外にも親の反対というのは影響力が大きい。親に反対されて不本意な道をしぶしぶ受け入れている人や、親の言い分を聞き入れたことにより小さくまとまってしまった人が多いと思う。
そしてそんな人の人生はどこか不完全燃焼で、なんか曇っている。
僕は自分の人生を完全燃焼して生きるためには親を切るべきだと思う。縁を切るということではなく、自分が価値を感じているものを親に何を言われようが信じるべきだと思う。
しかも、早いうちに切ることを僕はおすすめする。
親にはもちろん感謝している。しかし、自分の人生を生きるためには余計に親を背負うべきではない。
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