親だから感謝すべきという呪縛。
親だからといって感謝しなくてはいけないのか?
「親には感謝すべきだ。」
「自分1人で生きてきたわけではない。」
確かにそうかもしれない。
ただ、「すべきだ」と言うのはおかしいと思う。
もともと世の中にすべきことなど何一つないと思っている。
特に感謝なんて内から沸いてくる自然な感情であり、少なくとも「すべきだ」というような押し付けがましさのあるものではないと思う。
感謝してもいいし、しなくてもいい。また、それを伝えてもいいし、伝えなくてもいい。
感謝というのは完全に自分の中のことであり、完全に自由だと思う。
「親に感謝しろ。」「ここまで育ててくれたんだから当然だ。」
なんとなくこの表立って反論しにくい言い分に僕らは少し不自由を感じている気がする。
ここまで育ててもらったんだから、親のいうことに従うのは当然だ。
その言い分になかなか「いや、、」とは言えない。
そして人生の大事な選択においても親の意向に従うことになる。逆らえば「感謝していないのか?」「1人で生きてきたような顔しやがって」そんな声が聞こえてきそうだ。
しかし、決してそうではないと思う。
僕らは親という呪縛を解いていいと思う。
親のために自分の人生を犠牲にする必要はない。
自分の人生を絶対的に第一優先にして生きていいと思う。
そして余裕があれば親の言い分も聞いてもいいと思う。
親だからといって感謝しなくてはいけないものではない。
親を背負わなくていい。とことん自分の人生を完全燃焼すればいい。