世の中はクソである。

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居場所がほしい

【完全版】電車で座る確率を上げる22の方法を公開!!

ぼくは体力がない。体力のなさほど人に理解されないことはないと思うが、とにかくすぐに疲れてしまう。早く座りたい。

 体力がないというハンデは全くと言っていいほど他人から理解されない。-過去記事-

そんなぼくは会社員時代、混みあった電車で片道1時間もかけて通勤していた。当然、すぐに消耗し、足はフラフラ。いつも「どこに立っていれば早く座れるのか?」を必死に考えていた。

通勤電車は「取るか取られるかの戦場」だ。次の駅に近づくにつれ、目の前に座るサラリーマンがソワソワしはじめると「きたー!こい!降りろ!!」「お~い..!! 降りるんちゃうんか~ぃ...!!」と馬鹿みたく一喜一憂していた。そんな座席ハンターのぼくが編み出した、本当は教えたくない「電車で座る確率を上げる22の方法」を公開しようと思う。

マインド

とにかく座席(ゴール)への飽くなき執念。「絶対に自分が座るんだ」という強い気持ちを常に持つことが大切だ。「座りたい気持ちの強い奴」が勝つ。自分に負けるな。最後の一席まで諦めるな。お年寄り、妊婦さんには席を譲ってあげろ。

乗車前~戦いは既にはじまっている~

エレベーター

改札からホームへ向かう途中のエレベーター。ここにいる奴らは全員席を争う「後のライバル」だ。ここで早歩きし、ライバル達をゴボウ抜きしとこう。

見送り

電車の混み具合によるが、空車でない限り、列の3番目以降に並んでいても座れる確率は低い。なので時間に余裕があれば、一回見送って最前列で次の電車を待つのもありだ。

視野を広くもて・穴場をみつけよ

駅のホームで既に人が多く、順番待ちの列で溢れてたとしよう。ホームの階段付近はもちろん人が多い。ただ諦めてはいけない。少し歩き、すいている列を探していると、「あれ、ここ人少ない」とか「なぜか1列丸ごと抜けている」みたいな列が稀にあるのだ。かなり気まずいが、勇気をもって飛び込もう(笑)いつだって固定観念にとらわれず、柔軟になることが大切だ。

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降りる人の方向と逆側の方が早く乗れる

図を見てもらうと分かりやすいのだが、基本的に降りる人の流れと反対側の列の方が早く乗れる。流れによっては1、2人分は早く乗れるので座れる確率は高まる。意識しとこう。

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※灰:降車人 青:乗車人 赤:自分 紫:危険因子

隙間潰し

もし図のように自分が最前列にいる場合、薄黄色の「隙間」はドアが開くと同時に瞬時に詰めとこう。でないと、本来降車しないのに追い出されてしまった「危険因子」に最前列をとられてしまう。「そこまでするか?」と問われれば「人生とは無慈悲なものである。」と答えたい。

半身ブロック

図のような人の流れの場合、降車の流れを半身でブロックをすると、さらにその流れを左方向に煽ることが出来る。そうすると隣の列より2人分は早くフライング乗車できる。

※隙間潰し・半身ブロックと「最前列にいるのになぜそこまでするのか?既に安全圏内だろ?」と思うかもしれない。だがそれは違う。ライバル達はなにも自分達のドア周辺の連中だけではない。同じ車両であれば隣のドアに並ぶ奴らも全てライバルだからだ。

最前列あまちゃんプレス

例えば自分が列の2番目にいるとしよう。電車の込み具合的にギリギリ座れるといった見込みだ。ここで注意なのが自分の前にいる最前列の人間。たまに、この人がスマホいじりに夢中でトロトロしていることがある。このあまちゃんのせいで乗車に遅れ、しわ寄せをくらうのは自分とその後ろの人間達だ。そういうときは若干煽ることも時に必要だ。

電車の停止位置がズレることに賭ける

今さら列に並んでも、絶対に座れないという時は、一か八か電車の停止位置がズレることに賭けて誰も並んでない位置に並んでみよう。ぼくの経験上、超ごく稀に停止位置がズレ、まさかの大逆転が起こることがある。

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電車の両端、前方と後方の車両はアリかナシか?

体感的に人はやや少ないが、人の入れ替わりも少ない気がする。理由は不明。ぼくはあまり好んで乗らない。

 乗車~待ち~

いよいよ乗車だ!

とにかく視野を広げ頭をフル回転させること、とにかく集中しよう。自分は安全圏内(座れる)なのかそうでないのか。どう動けば一番座れる可能性が高いのか?誰の前に立てばいいのか、早々に降りそうな奴は誰なのか?瞬発力が試される。また、自分の車両が埋まってしまっている状態でも最後まで絶対に諦めないこと。隣の車両を覗くと案外空席があったりする。諦めたらそこで試合終了ですよ。ホントに。

7人掛けシートか?3人掛けシートか?

ここは優先席のことを考慮すると、7人掛けの方で勝負(待ち)する方が無難。まぁ、あまり変わらない。早々に降りそうな人は誰なのか?という方が重要。

降りそうな人の前で待つ・降りそうでなければチェンジする

基本的に空席がない場合、「待ち」の状態になる。なので当然、いかに早々に降りそうな人の前で待つかが重要になってくる。また、自分の前の人に全く降りる気配がない場合、他の「待ちスペース」があれば柔軟にチェンジしてもよい。ただし移動後、最初にヤマを張っていた人が先に降りてしまった場合、精神的消耗は否めない。

次に降りる人は誰だ!?降りる人の特徴

比較的降りるのが早そうな人

・リュックを背負ったまま座る人

・やや前かがみになって浅く座っている人

・駅に着くたびにキョロキョロする人

・格好が軽装な人

・スマホや本などをしまう人

比較的降りるのが遅そうな人

・寝ている人

・網棚に荷物をのせている人

・本を読んでいる人(厚めの)

・勉強している人

・PC開いている人

早く降りる「人と街の属性」について

属性として「サラリーマンはなかなか降りない」「お年寄や主婦っぽい人は早く降りそう」などのイメージはあるが、これがぼくの経験上意外とあてにならない。理論的には、高校生以下は比較的降りるのは早いとは思う。

また、六本木はセクシーなお姉さんや外人が降りやすく、渋谷はポップ系の若者が降りやすい。ならば、あまり行ったことはないが、秋葉原ではオタクの降りる可能性が高く、麻布十番は上品な人の降りる確率が高いだろう。「サラリーマン」や「主婦」など、人の属性よりも「人と街」で降りそうかどうかを判断する方が正確だと思う。 

電車内~ポジショニング~

ポジショニング理論

空席がなく「待ち」の場合、なるべく早く座るためにはポジショニングが重要になってくる。基本のポジショニングスタイルは、座っている人の中間に立ち、1人待ちではなく2人待ちの状況をつくることだ。また、自分の狙っている人が降りる場合、その人の進行方向と逆側にいれば座りやすい。なので図のように自分側の進路を、あらかじめ体を入れブロックしておくといいだろう。

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ポジショニングで縄張りをつくる

これは一例だが、図のようにとにかくポジショニングで自分の縄張りをつくろう。図では、次に空けば自分が座れる席は5つ、一気に5人待ちの状況だ。なるべくその数を多く保てるようなポジショニングと、視野を広くできるような体の向きを意識しよう。特に後ろや死角は要注意だ。

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避難

渋谷や新宿など人が大量に降りる駅では、なるべく車両の中央や、流れの邪魔にならないようなポジションへ避難しよう。出口付近にいると外へ押し出されてしまう(ふりだしへ戻る)

電車内~観察~

3秒ルール

たまに空席を前にあえて座らない意味不明の変態がいる。近場の席が空いて3秒間誰も座らないようであれば問答無用で切り込め。

家族や団体は要マーク

自分がマークできないポジションだとしても、一斉に降車した場合、人数が多いのでおこぼれ頂戴の可能性は十分にある。マークしとこう。

番外編

超満員電車はむしろ楽

中途半端な満員電車より超満員電車はむしろ楽なのだ。ぼくは全体重を誰かに預けている。いい迷惑である。

満員でどうしても座れる希望がない場合

どうしても最初から座れる見込みがない場合、女子であればイケメン、男子であれば可愛い子がいる車両を狙おう。精神的な負荷が軽減する(笑)満員で尚かつ隣がキモおやじとか完全に罰ゲームであり、会社に着く前に「白くなった明日のジョー状態」になってしまう。ちなみに痴漢はアカン。

まとめ

体力のない人間にとって電車で座れるかどうかは重要なことである。しかし、この方法を知ったキミは今日から座席ハンターだ。しかし、あくまでもお年寄りや妊婦さんには席を譲り、最低限のマナーを守ることは心がけて欲しい。