世の中はクソである。

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英語が苦手な人におすすめの学習方法。上達が早い人は何が違うのか?

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英語力というのは上達が早い人と遅い人がいる。ちなみにぼくは海外を旅したりワーキングホリデイをしていた経験があるのだが、英語学習において鈍くさく上達の遅い人間だった。なのでかなり苦戦し、やっとこさ外国人とある程度問題なく話せるようになった。

しかしながら驚いたのが世の中にはスーパーサイヤ人がいて、前の職場の同僚で一度も海外に行くことなく、字幕なしの映画を見ただけで話せるようになった奴がいたのだ。英語学習に苦戦したぼくとしては何ともショックで受け入れがたい現実である。

英語上達の鍵は何なのか?上達が早い人と遅い人では何が違うのか?自分の経験から、そして周りの英語学習者を観察して、英語上達力=記憶力×反復量×理解力であることに気づいた。中でも「理解力」を鍛えることは、英語が苦手な人にとって最も効果的な学習方法だと確信している。

記憶力

まずは記憶力。簡単にいうと学校でいい成績をとれる人は英語の上達も早い。(学校の勉強は基本暗記。記憶力勝負なので)偏差値の高い人ほど英語の上達は早いし、偏差値の低い人ほど英語の上達は遅い。

あたりまえだと思うかもしれないが、予想以上に、そして残酷なまでに一般的に言うところの「頭のいい人」は英語学習において圧倒的に有利だ。

ちなみにぼくは記憶力がかなり低いため、この要素が一番ぼくの英語学習の足をひっぱったとみている。やはり英語学習というのはどこまでいっても「覚える」という作業なのだ。単語を同じ時間内に10個しか覚えられない人と50個覚えられる人では上達スピードが全然違う。

反復量

英語というのはどこまでいっても「覚える」という作業だ。そして覚えた単語や言い回しを実際に使ってみて、さらに体で覚える「反復」は英語学習においてかかせない。

英語を使うことによって体で覚える。頭で覚えるのが苦手なぼくのような人間は常に英語を使用する環境に身を置き、とにかく毎日英語を使う。

ぼくの場合、海外で知り合った気の合う友人にウザいぐらい付きまとい、わからないところはウザいぐらい聞いていた。その甲斐あって、なんとか英会話の基礎まではたどり着けたと思う。

記憶力が低い人は特にこの反復に力を入れ挽回しなければならない。ちなみに英会話の練習相手は自分と同じレベルでは上達せず、レベルが高すぎても理解できずよくない。なので自分より少し上のレベルの人を練習相手として見つけるといい。

ぼくの経験上、アジア人の英語は聞き取りやすい。なので最初は英語がそこそこ達者なアジア人に付きまとうといいだろう。(笑)

理解力

英語学習において記憶力と反復量の大切さは言うまでもなくわかるだろう。なので本日のメインディッシュはここだ。英語の上達が遅い人におすすめの英語学習方法はズバリ「理解力」を鍛えることだ。

理解力とは、例えば日本語でも投げかけた質問に対し、質問したこと以外のどうでもいい答えをバンバン返してくる人がいると思う。企業の面接とかでは完全にアウトのソレである。

聞かれていることは何なのか?その答えをクリティカルに返す。また、自分の言いたいことは何なのか?それをコンパクトに伝える。

この理解力という部分を鍛えると難しい単語なんて使うことなく、全て簡単な単語のみで会話できるようになる。

このスキルは特に電話での会話に求められる。電話でベラベラと余計なことを言ってしまうと、相手がどこかで勘違いしてしまった場合、英語で話を修正するのは難しい。

会話において相手の意図(ポイント)を的確に理解し、クリティカルにコンパクトにシンプルに伝える。ぼくはこの理解力をかなり意識して会話しているのでボキャブラリーは少ないが何とか会話を成立することができる。

この部分は英語は関係ないので英語が苦手な人こそ極限まで鍛えるとよい。かなり英語力をカバーしてくれる。

まとめ

英語上達力=記憶力×反復量×理解力である。

特に「理解力」を鍛えることは英語の上達が遅い人にとって最も効果的な学習方法だ。

相手の主張を的確に理解し、クリティカルにコンパクトにシンプルに伝えることを徹底的に意識して会話すると、簡単な単語で全ての会話を成立させることができる。

英語学習というのはどこまでいっても「覚える」という作業だ。つまり英語が苦手な人は基本的に記憶力が低く、物覚えが悪いからに他ならない。

そういう人にとって、記憶力をカバーするために最も効果的な方法は理解力を鍛えることだ。

ちなみに戦場カメラマンの渡部陽一は理解力を最も重視した話し方をしている。なぜなら会話の伝達を一つでも間違えると命を落としかねない戦場においてあれがベストな話し方だからだ。

大切なのは上手く話す事ではない。英語というのは自分の意思を正確に伝え、お互い理解し合うための単なる飛び道具にすぎないのである。