世の中はクソである。

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本質的に人はどういう人に魅力を感じるのか?魅力の構造と低スペック男子のモテ戦略。

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世の中にはスペックが高いのにモテなかったり、一方で明らかな変わり者でも可愛い彼女がいたりする。

また、中学生の頃はめちゃくちゃモテたのに、それ以来全然モテないといった "モテキ現象" はよくある話だ。

では本質的に「魅力」(モテ)とはいったい何なのか?ということについて述べようと思う。

魅力の構造

ズバリ言うと魅力とは尊敬の類である。そして尊敬する人とは「自分の重視する部分において優れている人」のことである。

野球を頑張っている人にとって魅力的なのは "ジョブス" ではなく "イチロー" であるということだ。

できる上司とその部下の社内恋愛

例えば、"仕事はとても大事なことだ" と人生仕事重視な人にとって、仕事ができる人は尊敬に値し、魅力的である。

よく社内恋愛で仕事のできる男上司と駆け出しの女社員がくっつくのはこの理論があてはまる。

そして逆に言うと、仕事を重視している女は仕事ができない男を確実に好きにはならない。むしろ見下しさえする。

基本的にこの理論は男⇔女関係なく成り立つ。

男が "自分より仕事ができる女は許せない" 等のプライドを取り除けば、あるいは、女性の社会進出が進めば、できる女上司と男部下の恋愛はもっと増えると思う。

世代によってなぜモテる人の条件が変わるのか?

モテる条件(男)

  • 小学生:面白さ、フレンドリーさ、顔
  • 中学生:やんちゃさ、面白さ、運動神経、顔
  • 高校生:やんちゃさ、面白さ、運動神経、顔
  • 大学生:やんちゃさ、面白さ、偏差値、顔
  • 社会人:仕事(金)、企業偏差値、面白さ、顔

まあザックリいうとこんな感じだ(笑)何が言いたいのかというと、魅力(モテ)とは尊敬であり、歳をとり自分の価値観が変わることによって重視する部分が変わり、尊敬の対象も変わる。

なのでその時々のステージによってモテる条件が変わるということだ。

顔に関しては一貫して重要条件だが、中高生時の "見た目至上主義" 時代に比べ社会人になってからはやや落ち着いたと言える。

それは社会人になって、「見た目は大事だけど、仕事頑張る人や人間力も大事だよね」と "重視する部分" が分散したからである。

普遍的重視・個人的重視

何度も言うが、魅力とは尊敬であり、尊敬する人とは「自分の重視する部分おいて優れている人」のことである。

そしてその"重視する部分"というのは「普遍的重視」と「個人的重視」に区分できる。

普遍的重視

普遍的重視とは主に金や仕事、面白さ、ルックス、社会的信用(地位)のような、みんなが大体重視していることである。

個人的重視

個人的重視とはその名の通りで、例えばオシャレ重視な人にとってオシャレな人はポイントが高いというような「個人的に刺さるポイント」だ。

つまり普遍的重視を満たすハイスペック男子は幅広く全体的にモテるが、一方で個人的に刺さればスペック高くなくてもその人にとっては魅力的であるという魅力の構造だ。

低スペック男子のモテ戦略

高スペック男子は出会いさえあれば勝手にそこそこモテるので置いといて、問題は低スペック男子である。

低スペック男子が、巷の恋愛ハウツー本に書かれている汎用的なモテテクを駆使し、恋愛市場で戦うのは戦略的には間違っている。

大学受験に例えると、勉強が苦手な人が5教科7科目で勝負しているようなもんだ。

勉強が苦手な人は2教科に絞ったり、スポーツ推薦や、小論文、AO入試で一点突破型の戦略をとる方が勝率がいい。

低スペック男子がモテるためにとる戦略は上記で述べる、"個人的に刺さるポイント"を攻めることである。

そしてそれを最適化して考えると、ズバリ「教祖」や「先生」というポジションを確立することだ。

スノボーのインストラクターや、ニコ生の生主、習字の先生や、バンド活動をするのでもいい。とにかく得意分野を磨き、そのコミュニティにおいて尊敬される立場に君臨することがモテる秘訣である。

ファン(信者)にとっての教祖、生徒にとっての先生は尊敬する人、それはつまり「自分の重視する部分において優れている人」であり、魅力的に映るのだ。

まとめ

魅力とは何かという "魅力の構造"と "低スペック男子のモテ戦略" について述べた。「魅力」とは基本的に尊敬である。これは結構言語化するのが難しかったので、理解して頂けたかどうか心配だ。

僕は男なので男目線で書いたが、基本的に魅力の構造自体は男女一緒である。

ただ、男は "自分よりきる女は許せない" 等、プライドが高い人も多いため、実際はもっと複雑ではあると思う。

 

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