世の中はクソである。

世の中はクソである。

居場所がほしい

ファッションの力について。ファッションとは自己催眠である。

お洒落な服を着てもカッコ良くはなれない

随分と前から気づいていたんだけど、お洒落な服を着てもカッコ良くはなれない。

まずは論より証拠、百聞は一見に如かず。ということで、2chで有名な写真ドン!!

f:id:ideo-map:20170326003048j:plain

常にイケメンの着る服の方がお洒落に見えるー。くっそ!騙された!!服関係なかったー。お洒落に興味をもち始めた中学の頃から数えると10年以上も騙されていたことになる。

つまり本当にカッコよさを追求するならば、カッコイイ服買うよりも首から上を何とかしろということ。髪、肌、眉毛、歯、こうなりゃ整形か?

お洒落な服を着るからカッコイイのではなく、カッコイイ奴が着るからお洒落な服に見えるのだ。←ハイ、本質。

いや、「これを着ればカッコよくなれる!」とか謳ってるファッション業界は普通に詐欺でしょ?(笑)

そりゃ、雑誌や広告のファッションモデルは揃いも揃って美男・美女なハズだわ。あー茶番だー

ファッションの力とは「思い込み」の力である

じゃあ高い金払って、雑誌で取り上げられている様なお洒落な服を買うことに意味はないのかというと実はそうでもない。

なぜならばファッションには "思い込み" の力があるからだ。好きな服を着ることによって気分が「アガル↑」という現象である。

それは身に着けるものも含め、人間は環境の奴隷だからである。例えば、警察官は制服を着ることによって、より警察官らしくなっていく。ドクターは白衣を着ることによって、よりドクターらしくなっていく。

つまりファッションというのは服を着るというより、服に対する "イメージを着る(ONする)" ことである。

ブランド物を身に着けるということは "権威" や "社会的ステータス" というイメージを気持ちに纏うことである。なのでワンランク上な気分になれることは確かなのだ。

逆にブランド物に対してそこまで "権威" や "社会的ステータス" といったイメージを抱かない人にとっては、そういう気分になりにくい。

これはブランド物だけでなく全てのファッションに言える。自分が強そうだと思うファッションに身を包めば、強い気分になるし、コミカルなファッションに身を包めば、コミカルな気分になる。

自分の好きなアーティストと同じ服を着ると、何だかそのアーティストが憑依したように態度や言動が似てくる。これはそのアーティストのイメージや思想をONしているからだ。

要するに自分がそのファッションに対して感じているイメージの自分になる。逆に言うと、なりたい自分があればそういうイメージを抱くファッションに身を包めばいい。

この仕組みを知れば、ファッションという "自己催眠" を最大限に利用し、自分を操ることができる。

まとめ

みんなカッコ良く魅せたい、可愛く見られたいからお洒落な服を買うと思うんだけど、ファッションというのは、ファッション自体がその人のカッコよさを左右するものではないので、そういう意味では着飾ることに意味はない。前半で述べたが、実際はカッコ良くなっていない。

一方で、ファッションの力が本領発揮するのは「思い込みの力」という自己催眠パワー、つまりメンタル面。実際にカッコ良くはなっていないが、カッコいいと "思い込む" ことによって勇気が沸いたりポジティブになれたりすることこそ、ファッションの本来の力である。

ファッションとは手軽に自分を騙すことができる優れた催眠装置なのだ。