そもそも「仕事」に向いてない。
僕はそもそも働くことが好きではなかった。
好きではない、でもしないといけない、だからせめて働いていることをできるだけ実感しないよう「好きなこと」を仕事にしようと早い段階から思っていた。
それから、僕は両手両足ほど様々なジャンルの職業を転々とした。工場だったり、農業だったり、夜の仕事だったり、WEB制作だったり。色々と自分の「好き」に耳を澄ませ、自分に適する職は何かを考えながら動いた。
結果、現在アラサーニート。
そして思うのは「あぁ、僕はそもそも仕事に向いていなかったんだな」ということ。
サッカーに例えてみる。いかにドリブルが上手くても、いかにパスが上手くても、そもそもある程度ピッチを走り回れる基礎体力がなければ、それらの能力を十分に活かすことはできないし、活躍できない。
それと同じようなもので、そもそも「仕事自体に向いていない」場合、どんな仕事をしても、なんかやっぱりダメだ。続かない。
職業に向き不向きがあるように、僕はそれ以前にそもそも仕事自体にも向き不向きがあると思う。
だいたいの仕事に共通していることは、メンタル面含め「体力」がいる。そして「忍耐力」がいる。さらにはある程度同じことを繰り返す「継続力」が必要だ。
それらがさっきサッカーの例で言った、基礎体力で、僕は「体力」はないし「我慢できない」し、「すぐに飽きる」。
逆にこれらがある人は仕事に向いている人だ。その上で、自分に合った仕事に出会えれば凄く大成すると思う。
そもそも「仕事」に向いていない。
なんだそりゃ、思いもしなかったわ。そして人生ハードだわ。
でも、たぶんだけど、僕は子育てとか、家計の管理だとか、家族を運営することとか、そっちは結構できる気がするんだよな。完全に性別ミスってる。まぁ知らんけど。
でも「仕事自体に向き不向きがある」ってのはマジであると思うよ。
さっきも言ったように「体力」「忍耐力」「継続力」これが最低限の仕事向きの条件。というかこれがないとまず仕事に向いてない。