日本は仕事至上主義すぎる
人生の大半が仕事だ。週5日、1日8時間、そして残業月20時間。これが世の中のあたりまえだけど、どう考えても長すぎると思う。
そしてこれだけ多くの時間や労力を仕事にかけていると、どうしても人生のほとんどが仕事を中心にまわる。
人間関係もなんだかんだ仕事の同僚とかが多いと思うし、結婚相手も職場で知り合ったとかが一番多い。多くのことを学ぶのも仕事を通じてだし、人生の達成感とか充実感を得ることができるのもまた仕事であることが多い。
つまり何が言いたいのかというと、僕みたいに仕事向きでない人間にとって、これだけ人生において仕事の占める割合が大きいと、仕事ができないばっかりに、何もかもがうまくいかなくなる。
仕事ができないので職場ではあまり大事にされず、居場所もない。仕事で認められないとやはり職場での人間関係はいまいちだし、尊敬もされないから社内恋愛なんてない。
プライベートでの出会いも、女の子に「おれ仕事好きじゃないんだよね」なんて正直に言うもんなら、恋愛対象から即外されるので言えないし、そういう感じだと色々と自信もなくなって、とにかく人生がうまくまわらない。
かといって「好きな仕事」「やりたいこと」なんてない。そもそも仕事という行為自体が好きじゃない...。向いている仕事に運よく就けたとしても「まだマシ」という程度だ。
僕が仕事ができないのもそうなんだけど、もう少し仕事仕事!でない世の中であってもいいと思う。週5日労働が長すぎるというのもそうだし、何よりも世間が仕事に対して重点を置きすぎているように感じる。
なんというか、ちょっと日本は「仕事至上主義」過ぎるんじゃないだろうか?
これだけ人生が仕事に一点集中していると、仕事に自分の居場所を見いだせない場合、人生全部がつまらないものになってしまう。仕事ができないことが人生の全ての足をひっぱっている。
日本は仕事至上主義すぎる。そして案外仕事好きな人が多い。