好きなこと、やりたいこと。この言葉に人は迷いさまよい続ける。
最近は、もっぱら「好きなことすべき!」だの「やりたいことをやれ!」だの逆に世間がノイジーになってきた感じがする。
僕はこの風潮には賛成なんだけど、「好きなこと」「やりたいこと」、この言葉選びには警鐘を鳴らしたい。
あ、ちなみに私、それらを5年も6年も探し続けてきた人ですが、結論から言うと「好きなこと」「やりたいこと」なんていうのは基本的にその時々でコロコロ変わるもんだろ!って思うわけです。
だって中学生、高校生はファッションとか音楽に興味あったりするもんだし、大人になってからは筋トレだの心理学だの農業だのアプリ開発だのナンパだの移住だのその時々で「好きなこと」「やりたいこと」なんて変化して当然じゃないですか?
そして、ここで言う「好きなこと」って仕事としてってことでしょう?
ならば「好きなこと、やりたいこと」なんて変化するわけだから「人生これ一本でいく」みたいな不変的な答えはないんですよ。
それなのに世間はいつまでも「好きなことすべき!」「やりたいことをやれ!」と煽るわけです。この言葉を信じ、真剣に向き合った人がどれだけ路頭に迷うことか..(経験談)だって答えは常に変化するわけですから。
なので僕的にいうと自分探しというのは「好きなこと」「やりたいこと」を探し求めてはダメですね。それよりも「得意なこと」「他人にとっては難しいけど自分にとっては簡単なこと」その辺を探していくと早いと思います。
結局「得意なこと」っていうのは相手からは喜ばれるし、世間には評価されるし、だんだんと好きになっていくもんだと思います。だって喜ばれたら誰だって嬉しいでしょ。自分が誇らしいでしょ。もっとやってみようかなって思うでしょ?
まぁとにかく僕がこの記事で言いたかったのは、「好きなことをしよう」「やりたいことやろう」って風潮には賛成だし、もっと世の中が自由な方向に向かえばいいなとは思います。
しかしその風潮には賛成だけど、上記でも述べたようにそんなのコロコロ変わるもんだし不変的な答えは探してもないわけだから、もっとその言い方なんとかならんのかなぁーと思うわけです。
ヽ(^o^)丿「好きなことすべき!」「やりたいことやろう!」←主張としてはキャッチー◎
(・。・;)「好きなこと探すじぇ!」←ない。
ヽ(^o^;)丿「得意なことすべき!」←1番正しいけど、主張としてはキャッチーではない△
↑これな..(´・ω・`)
だから「得意なことをやろう!」って言葉はなかなか世間に広まらない、というのもあると思います。
まぁ、とりあえず「好きなこと」に惑わされずに「得意なこと」を探すといいと思います。仕事ってマクロで考えると「社会のためにそれぞれが役割分担で何か貢献しましょう」ってことだから「好きなこと」よりやっぱり「得意なこと」の方が考え方としてピンとくるのではないでしょうか。
好きこそものの上手なれではありますが、基本的に消費者側からすると「お前の好きかどうかなんて知らねーよ」って話だと思います。
自分探しについては過去記事に書きましたので、もっと詳しく知りたい方は是非こちらもどうぞ▼